卵の良質なタンパク質!筋肉を付ける身体作りの味方
今回は完全栄養食とも言われる卵について書きます。
卵はとても栄養価が高く、毎日欠かさず食べている優秀な食材です。
そこで、具体的にどんな栄養が含まれていて、なぜ体に良いのか。
1、卵の栄養素が素晴らしい
卵に含まれる三大栄養素は、
- タンパク質 6.4g
- 脂質 5.4g
- 炭水化物 0.2g
となっており、タンパク質と脂質がしっかり摂れる食材です。
その他にも
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 亜鉛
- 鉄
- 葉酸
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンD
- ビタミンEなど
沢山の微量栄養素が含まれており、ビタミンcと食物繊維以外のほとんど全ての主要な栄養素が含まれていると言われています。
2、体作りに卵が良い理由
上記のように、沢山の栄養素が含まれている卵はそれだけでも凄いのですが、注目すべきはその質にあります。
例えば、タンパク質は筋肉をはじめとする体の材料となる重要な栄養素で、肉や魚はもちろん、大豆や米などにも含まれてます。
しかし、一括りにタンパク質と言っても食材によって構成が異なります。タンパク質は20種類のアミノ酸から成っていますが、その割合は様々で、特に人体に有用かどうかによってアミノ酸スコアというものが設定されています。
100に近いほど、体にとって良いタンパク質ということですが、卵は100点満点です。
さらに、アミノ酸の体内での消化、利用効率を数値化した「DIAAS」という指標でも、卵は肉や牛乳を含めてもトップクラスの数値です。
また、脂質についても、卵は体の中で作り出せない必須脂肪酸であるオメガ6を豊富に含んでおり、揚げ物などと違い体に良い脂質を豊富に含んでいます。
このように、卵は種類が豊富なだけでなく、非常に質の良い栄養素を含んでいるために、
体作りにとても有効なのです。
3、卵は1日に何個食べて良いのか?
皆さんは、卵はコレステロール値が高いから1日1個までにしてほうが良いという話を聞いたことはありませんか?
しかしこれは根拠のない噂話と言えます。
なぜかというと、コレステロールの約8割は体の中で生成され、食事から吸収されるのはたったの2割に過ぎないからです。さらに、我々の体にはコレステロール値を一定に保つ働きがあり、食事から取らなければ体内で多く生成されるだけなのです。
※現在高コレステロール値で、医師から注意を受けている方はこの限りではありません
それに、卵を1日1個にしていても、ラーメンやハンバーガーなどにはよっぽど質の悪い油が入っているのでそちらを控えた方が賢明でしょう。
1日に何個の卵を食べて良いかは、その人の食生活や運動量に依存するので一概には言えませんが、1日に3つ程度なら全く問題ないと言えます。(実際トレーニングしている人は毎日そのくらい食べています。)
4、まとめ
今回は卵の栄養となぜ体作りにおすすめなのかをまとめました。
本当に栄養価が高く、かつ、様々な調理法があるので美味しく食べられる卵はまさに最強の食材と呼ぶにふさわしいと思います。
良質なタンパク質、脂質は現代人が不足しがちな栄養素なので、ぜひ積極的に卵を食べるようにしてみてください!
今回はここまでです。読んでいただきありがとうございました😊
作成者:石田