トレーナーの資格を活かすには?

『ビギナーのためのフィットネスブログ』

こんにちは、3月になり蒲田店の移転が決まりました!
今年も頑張っていきます!
今日は会員向けというよりはスタッフ向けのブログですが、
現在のスタッフをどういう観点で採用したのか、
どんなトレーナーがいいトレーナーなのかを個人的な見解が多く含まれていますが、参考にしてもらえればと思います。
今日のテーマは「パーソナルトレーナーに資格は必要なのか?」ということ。

パーソナルトレーナーに資格は必要はないです。
必要ないではなく必要はないです。
資格を取ることを否定するわけではないですが、
資格を取ること自体に意味はなく、取るだけで活かせなければ、
資格取得費や継続にかかる費用があるので負債でしかないと思っています。
資格をなぜ取るのか?どう活かすのか?
資格を取る必要性を明確にすべきだと思います。

  • 【資格を取るメリット】
  • 【トレーナーに必要なもの】
  • 【資格の活かし方】

この3点を中心にまとめました。

目次

【資格を取るメリット】

資格を取るメリットはもちろんあります。
①トレーナーとしての最低限以上の知識を身につける
②認められた資格を持つことにより信頼性が上がる
③働ける場所が増える
④働き方の選択肢を増やせる

また加圧トレーニングなど有資格者のみが扱える器具もあるので、資格を持つことでの差別化も出来ます。
資格を取ることで知識の証明やトレーナーとしての信頼性、
また働き方や職場の選択肢を増やすことが大きなメリットですね!

メリットは確かにあります。
ありますがメリットを活かせるかは別物。活かせない場合は負債にもなり得ます。
取得費や更新のための講習セミナー料、更新料など資格維持のための費用がかかります。
資格は知識の証明になり信頼を得る可能性がありますが、仕事としての保証にはなりません。
資格を活かすためにはトレーナーとして必要なものを理解することが大切です!

【トレーナーに必要なもの】

いい資格があってもトレーナーとしての魅力がなければ資格は活かせません。
いい素材があっても料理が下手であれば美味しく出来ません。
いいバットがあってもバッティングが上手くなければ当たりません。
いいものは使う方によって活きるのです。
なのでトレーナーとしての必要なものを明確にしましょう!

①最低限のスキル(知識など)
②接客サービスの意識
③成果とやる気の提供
一般の方に向けてパーソナルトレーニングを提供する際はこの3つを意識しています。

①最低限のスキル
資格を取れば最低限の知識がある証明やその資格を取るときに勉強も必要なので、トレーナーをする際に支えにもなります。
盲点としては資格を取るのはスタートラインに立つことであり、ゴールではないこと。
そもそもゴールはないので、活動を続ける限り学び続けることが大事ですね!

②接客サービス
スポーツのトレーナーと芸能人やモデルさん含め一般の方向けのトレーナーの割合がどれくらいか知らないのですが、おそらく一般の方向けのトレーナーが多いと思います。
その中で目にするのが先生思考のトレーナーの方。
パーソナルトレーナーはトレーニングを通した接客サービスであるのに、
接客でなく指導のようなトレーニングセッションをしている方が少なくないところ。
求人でもこんなトレーニング指導やダイエット指導をしてきました、というような書き方をしている人に対しては採用することは少ないです。
その意識は個人的に変えたほうがいいと思っています。

あくまで接客サービス。自分たちが好きなトレーニングやフィットネスを通して、サービスできて健康へのサポートや変化を楽しむサポートをさせてもらっている。
第一はお客様のサポート。主役はトレーナーでなくトレーニングをされるお客様である。なので指導でなく案内やサポート。
どういうサポートができるのか、どういう提案が出来るのか、
どんなに知識を付けようと一般の方に向けてトレーニングを提供するなら、接客サービスの意識は疎かにしてはいけない。

接客サービスの意識が薄いならあなたの知識や努力は正しく評価をされません。

③成果とやる気の提供
いいトレーナーとはどういうものか
FIRSTのトレーナーにはトレーナーとして働いてもらう前に伝えていますが、
「成果が出せて、やる気を上げられる。これが最高のトレーナー」

もちろん個人的な見解ではありますが、
結果が出せるだけならば、目標を達成した後にトレーニングを継続しないと考えています。
持ち上げてやる気だけ上げたとしても、成果が出なければ何のためにやっているのか疑問に感じてしまいますし、達成感を得られない。
トレーニングは成果も出せて、自己肯定感や高揚感を得られるもの。
それをトレーナーとして提供していきたいし、提供できるトレーナーでいたい。
長くトレーニングを続けてもらうために、成果とやる気を上げられるにはどうしたらいいか常に考えたい。
資格で得た知識や経験はこのために活かすものだと思っています。

【資格の活かし方】

もう一度確認しておくと資格は素材を活かすもので、腐らないように学び続けないといけないし、いい包丁が美味しいご飯を作る保証はないのと同じで、
いい資格があなたのトレーナーの仕事を保証してくれるものではありません。

おさらいしておくと、
『最低限の知識の証明になり、トレーナーとしての働き方の選択肢を増やせる』
これが資格を取ると得られる恩恵ですが、その代わりに更新料やセミナーでの単位取得に費用はかかり続けます。
そこで資格を取ったからにはしっかり活かしたいですよね?

活かし方は2つ!!
①恩恵をフル活用
②資格の特性を理解し差別化

①恩恵のフル活用
せっかく資格を取って選択肢が増やせたならその資格を認定してくれているジムにフリーランスでのトレーナーの契約をしたり、
その資格がないと働けないジムやスポーツ施設にトレーナーとして応募してみるのがいいです。
先に言っておくと、契約後や内定後の方がしんどい思いをします。
フリーランスなら先陣切って営業活動しているトレーナーが多くいて、知識や実績のない状態からの勝負になります。
フリーランスは上限が基本的にはないのでいい人はすごく儲けることが出来ます。
言い方を代えさせてもらうと人気のある人はその対価が大きく、それ以外の方は対価は少ない、始めたては0に近い。
時給計算したら1セッションで3000円〜(45〜60分)なので多いとは思いますが、この1セッションのための準備に時間を費やしていくので、人気がないほど準備の時間が増えていきます。

シビアな世界でもありますが、そこがおもしろくないですか?
知識や実績は負けているかもしれませんが、社会人にもなればどの業界も認められることや選ばれることが大事!
知識などは大切ですが重要ではないです。
知識や実績が第一であれば年高序列のルールは一生涯破れません!
資格を取るまではトレーナーの勉強をしてきましたが、この先はトレーナーの勉強だけでなく商売の勉強も必要になっていきます。
他のトレーナーに負けない何かを身に付けなければいけません。

スポーツ施設やアスリートのトレーナーならば、結果を出させなければいけません。
特に1選手に1人のトレーナーというよりはチームで動くことが多いですが、
資格取りたての段階では他のトレーナーの知識や現場で得た経験に基づく知恵についていくのが大変です。
資格取るために必死に勉強したのにまだまだ未熟と痛感させられます。
より専門的な勉強にもなっていくので、学ぶことが多い反面、学ばなければ仕事にならないことも多くなります。

資格を取った後のことも考えているならばの話になりますが、その後も学び続けることは必須条件です。
学ぶことが多いのに凄く稼げる仕事でもないかなと個人的には思います。
そう思いますが、好きなトレーニングやフィットネスを直接サポートできて喜んでもらえるやりがいのある仕事でオススメの職業だと思っています!

②資格の特性を理解し差別化
資格にも色々と種類があります。有名なところではNSCAやNESTA、JATIなど。
NESTAや健康運動指導者は一般の方向けのパーソナルトレーナーの基本となる資格、
NSCAやJATIはアスリートのトレーニングサポートも出来る場合があるので、
一般の方向けというよりはスポーツトレーナーの資格よりかなと個人的には思います。

JHCAやNASMはコンディショニングの観点も強く、
他の資格とは違ったトレーニングの提供がしていて凄く勉強になります。
コンディショニング系に強い資格はマネタイズするのが大変だなという印象がありますが、
とても勉強になるし個人的にはオススメの資格です。
JARTAも身体操作のトレーニングが学べて参考になるトレーニングなどが多いです。
自分もフィットネスの知識を深めるために資格を新しく取ろうかなと思っていますが、取るとしたらNASMもしくはJARTAですね!

個人的な印象でトレーナーの資格について書きましたが、
まずはどんなトレーナーになりたいかが大事で、誰に何を提供したいのかも明確にした方がいいです。
例えば、スポーツ業界のトレーナーになりたいのであれば、
ストレングスのフィジカルトレーナーもしくは選手のコンディショニングサポートのトレーナーになれる資格を取ることが近道になり、有効活用できると思います。

一般の方にフィットネスを提供するならばNESTAなどの資格を取得して活動すればいいかなと思います。
またJARTAやNASMを推しているのは、その資格が他の資格と違い、正しくトレーニングするための動きの修正エクササイズだったり、
効率のいい身体の動きを取り入れる身体操作のエクササイズなど他と違ったトレーニングが学べると思っています。
この資格で得た知識を差別化して活かせるのであればとてもいい資格だと思います。

他の資格とは違ったトレーニングが学べて差別化できるメリットもあれば、NASMなどはまだNESTAやNSCAのようにトレーナーの資格と認定していないジムもあるので、フィットネスジムでパーソナルトレーナーとして活動が認められないなどのデメリットもあります。

〜まとめ〜

・資格を取る前に活かし方や今後の活動を明確にしておく
これが資格取得後にパーソナルトレーナーとしての活動がしやすくなるポイントです。
もちろん勉強のために資格だけ取る人もいると思います。
その方を否定しているわけではなく、あくまで個人的な見解ですが、資格をせっかく取るならば活かす方法も仕事として考えているならば大事ですよ!ということ。
資格を取って損したと思う方がいなくなればいいと思ったのと、スタッフで資格を取ろうか迷っていた人がいたので今回ブログにしてみました。
トレーナー業を目指す人が多くなることが願っています。

ビギナーフィットネスFIRST 山田光貴

【キャンペーン情報】
全店舗
・7日以内の入会で入会初期費用(¥9000〜)より2000円引き
・【会員限定】Googleマップの店舗口コミ記入してくれた方 更新時1000円引き

西蒲田店
30分無料体験トレーニング実施中!
(西蒲田店のみ無料体験実施中)

蒲田店
30分体験トレーニング 3000円(税込)

川崎
30分体験トレーニング 3000円(税込)

馬込店
30分体験トレーニング 3000円(税込)

ビギナーフィットネスFIRSTのSNS
公式LINE:https://lin.ee/lEng7MY
Instagram:first0917
Youtube:https://youtube.com/channel/UC0YX-j4X-OgpJaTfH91X-HA
今まで公式LINEでの配信動画などを投稿

FIRST代表 山田光貴
Instagram:my030907
Youtube投稿前の動画など投稿していきます
Twitter:my030907
動画作成からジム経営の日々の情報配信していきます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次